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芳年 / 川中島大合戦

SKU: C18176
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作品
年代 : 慶応2年
サイズ : 大判3枚続
刷 : 優良
保存 : 良
詳細 : 小虫穴 / 少汚れ

ディレクターコメント
芳年(天保1 - 明治25年)は、幕末から明治前期にかけて活動した浮世絵師。
多種多様な浮世絵を手がけ、各分野において独特の画風を見せる。明治期において最も成功した浮世絵師であり、門下からは日本画や洋画で活躍する画家を多く輩出した芳年は、「最後の浮世絵師」と評価されることもある。
また、芳年は芥川龍之介、谷崎潤一郎、三島由紀夫、江戸川乱歩など、文人たちにも愛された。
精神を病みながら創作をつづけた芳年の鬼気迫る芳年の情念がこもった究極の美は、世界中で人気が高い。

川中島の戦いは、武田信玄と上杉謙信との間で、北信濃の支配権を巡って行われた数次の戦い。全5回の合戦が行われ、その中でも最大の激戦であったのがこの第四次合戦である。
画面中央、八幡原の信玄本陣に単騎乗りこんだ上杉謙信。炸裂する鉄砲ももろともせず、勇猛な顔で刀を構える。それを追うのは画面右側の原大隅守。原大隅守は鑓を繰り出し武田信玄の窮地を救った人物であると言われている。


Information
Date : 1866
Size : O-ban / Triptych
Impression : Very good
Condition : Good
Detail : Small wormholes / Slight browning
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