0

国芳 / 木曽街道六十九次之内 京都 鵺 大尾

SKU: C11055
タグ: 妖怪  
作品
年代 : 嘉永5年
サイズ : 大判
刷 : 良
保存 : 良
詳細 : 京都御所の鵺退治

ディレクターコメント
国芳は豊国の門人で、当初は兄弟子の国貞等の人気に勝てず、しばらくは不遇であった。文政頃に発表した「通俗水滸伝豪傑百八人」の連作が評判となり、「武者絵の国芳」と称され、人気絵師の仲間入りを果たした。その後は画想の豊かさ、斬新なデザイン力、奇想天外なアイデア、確実なデッサン力を持ち、浮世絵の枠にとどまらない広範な魅力を持つ作品を多数生み出した。

木曽街道は目録を含めた72枚で構成されており、作品には中山道の宿場町がコマ絵で示され、それぞれの宿場名から連想される戯曲や伝説の人物を描いている。国芳らしい大胆なアイデアを堪能できる作品である。


Information
Date : 1852
Size: O-ban
Impression : Good
Condition : Good
Detail : Side fold