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栄之 / 若那初衣装

SKU: C13001
作品
サイズ : 大判
刷 : 良
保存 : 良
詳細 : 小虫穴補修

作品
栄之は狩野典信に師事した後に文竜斎に師事し、天明後期頃から浮世絵師として活動を始めており、当初は清長の影響が強い美人画などを描いていた。寛政期になると栄之独自の静穏な美人画の画風を打ち立てた。特に女性の全身像に独自の様式を確立、十二頭身と表現される体躯の柔らかな錦絵美人画を寛政後期まで多数制作している。栄之の描線は細やかで優美、その女性像は背丈のスラッとした優雅なもので、遊里に生きる女性を理想像に昇華し、清長よりもほっそりとして、歌麿のような艶麗さがなく、容貌は物静かといった栄之独自のスタイルを確立している。


Information
Size : O-ban
Impression : Good
Condition : Good
Detail : Restored small wormholes
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